最優秀アニメーション作品賞に時をかける少女

日本アカデミー賞の授賞式が行われて、各最優秀賞が発表されました。

最優秀作品賞に「フラガール」だったり、最優秀主演男優賞に渡辺謙だったり、最優秀助演女優賞に蒼井優だったりしたわけですが、その中でもやはり注目すべきところは、最優秀アニメーション作品賞の「時をかける少女」でしょう。まあ一般には特に注目されないだろうけど・・・

以前の記事(時をかける少女 in 恵比寿ガーデンプレイス)で、↓のように書いていたわけですが。

それにしても、本当に良い映画だった。個人的には2006年のベスト映画にぜひ押したいところ。それこそ、2月の日本アカデミー賞のアニメ部門で、ゲド戦記やブレイブストーリーなんかが選ばれた日には、日本の映画関係者の映画見る眼の無さに失望ですよ。まあ、そもそも、日本アカデミー賞自体が微妙というのもあるとはいえ。。。

日本アカデミー賞も捨てたもんじゃないですね。

時をかける少女 in 恵比寿ガーデンプレイス

時をかける少女 限定版 時をかける少女 限定版

定価:¥10,500(税込) アマゾン価格:¥7,875(税込)
発売日: 2007-04-20  メディア: DVD
評価:

ロングランヒットを続けている「時をかける少女」が年末から恵比寿ガーデンプレイスでも上映されています。以前一度見たのですが、もう一度見たかったのと、すぐ近くということもあり、年始そして今日となんだかんだで計3回も見にいってしまいました。

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となり町戦争という発想

となり町戦争 となり町戦争
三崎 亜記
定価: ¥ 500(税込)  アマゾン価格: ¥ 500(税込)
メーカー・出版社: 集英社  発売日: 2006-12
ジャンル: Book  メディア: 文庫
評価:

「舞坂町はとなり町・森見町と戦争を始めます。開戦日5月7日。終戦予定日は8月31日。」
ある日届いた、となり町との戦争のお知らせ。偵察業務に就かされた“僕”は、その業務遂行のために、対森見町戦争推進室の“香西さん”と夫婦生活を始める。戦時にもかかわらず、町は平穏を崩さない。かろうじて戦争状態と分かるのは、日々のニュースで発表される戦死者の数だけ。淡々とした日常生活のなかに侵食した戦争。“僕”は、知らず知らずのうちに、その戦争の中心にいたのだ・・・。

ある日から行われるとなり町との戦争。何この激しくヤバイほどシュールな展開。弥生時代あたりまでいけば食料等を確保するために、となりの村との戦争なんていくらでもあったかもしれない。でも、この現代において、となり町と戦争しようなんて発想はそうはこない。

この発想はさすがになかった。原作は全然読んでないけど、この設定だけで十分面白そう。(それなりに売れているようなので、おそらく話の構成も良いんだろう)

となり町戦争 : 角川ヘラルド映画
http://www.kadokawa-herald.co.jp/official/tonarimachi/

THE DEPARTED 「ザ・ディパーテッド」のジャック・ニコルソンが渋すぎ

香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクであるハリウッド映画「THE DEPARTED」(ザ・ディパーテッド)。ブラッド・ピットがリメイク権を獲得して、プロデューサーを務め、マーティン・スコセッシが監督を行い、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモンが主演し、そしてジャック・ニコルソンやマーク・ウォルバーグが出演しているこの作品。(ちなみにブラッド・ピットは自分が主演しようとしていたけど、歳を取りすぎているということで辞退)

面子だけでも話題性たっぷりな映画で、いかにもハリウッドらしい大作なわけですが。

内容はとにもかくにも置いておいて、ジャック・ニコルソンが渋すぎ、かっこよすぎ、予告編だけでも存在感ありすぎ!。この69歳は反則すぎる。この年を重ねても重ねても、それはそれで新たなかっこよさが出てくるあたりは、すげー。こうありたいものだな。

The Departed
http://thedeparted.warnerbros.com/

The Departed (2006)
http://imdb.com/title/tt0407887/
↑The Departedの映画DBなのに、ジャック・ニコルソンの写真が多いあたり、イイ!

内容はとにかく置いておいて、ジャック・ニコルソンを見るだけのために、この映画は見ておきたい。

原作者のアーシュラ・K・ル・グウィン氏がHPで、ゲド戦記に批判的な感想

やはりキター。

宮崎吾朗氏や鈴木敏夫氏が、アーシュラ・K・ル・グウィン氏にも良いコメントをもらったと必死にアピールしていたが、それも裏目に。

asahi.com:映画「ゲド戦記」、原作者がHPに批判的「感想」

■丁寧に日本語訳をして、まとめてくれているサイト
ゲド戦記Wiki - ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文(仮)

■原作者アーシュラ・K・ル・グウィン氏のホームページ
Ursula K. Le Guin: Gedo Senki, a First Response

興行的にはなんとか成功の域に達してはいるんだろうけれども、このアーシュラ・K・ル・グウィン氏のコメントによって、ゲド戦記は完全な黒歴史になることが決定したか。宮崎駿氏にしても、これはかなり痛いよなあ。ますます引退するわけにはいかなそう。

とはいえ、現在の宮崎駿氏では、原作者を納得させるような映画に仕上げることができなかったような気もするし、そういう意味では、20年ほど前に宮崎駿氏がオファーをしたときに、アニメ映画化を断っていた時点で、映画化する機会は失っていたのかもしれない。

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宮崎吾朗は結局良いのか、悪いのか

偉大な父:宮崎駿の存在の中で、がんばってやっているよな。ゲド戦記もなかなか面白そうに仕上がっていたし、見に行こうかな。宮崎吾朗も結構才能あるんじゃないか?

とこれまで比較的好意的な姿勢を持っていたのだが・・・

okanichi.co.jp:宮崎吾朗監督が来岡 ジブリ最新作「ゲド戦記」PR 根底に近代への危機感
http://www.okanichi.co.jp/20060721130608.html

「今のアニメ技術の9割以上は、父と高畑(勲)さんが築き上げたもの。僕はそれを利用するだけ」とさらり。

これを見て、激しく萎えた。
いくらなんでも、今のアニメ技術の9割とは・・・・

やっぱり、もうだめかもしんないね。

雲の向こう、約束の場所 - 魅力溢れる世界観・雰囲気など

『ほしのこえ』で、非常に高い評価を得た新海誠監督の作品『雲の向こう、約束の場所』を見てきました。「ほしのこえ」は見たことはなかったんですが、回線営業が良いと言うなら、まあ確かだろうと言うことで、『ハウルの動く城』に続いてのアニメ作品。

日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界を舞台に、国境の彼方にそびえる塔と一人の少女と、二人の少年の物語。このようなありえない現実を舞台とした世界観の設定が、非常に良くて、この世界観の中に自然と入っていくことができた。

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ハウルの動く城 - キムタクの声が想像以上に良かった

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ハウルの動く城を見てきました。まず、とにもかくにも、木村拓哉の声は想像以上に上手くて、雰囲気にもそこそこ合っていて良かった。散々ダメだろうと言っていて正直申し訳ない。逆に倍賞千恵子の声は最初からかなり違和感を感じてしまい、年寄りになったときの声は、それなりに合っているんだけど、若いときの声は、トーンが低すぎて少女らしくなくダメすぎ。こういった声を出すのが難しい役どころだけは、ちゃんと声優使ってやって欲しかった。

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松竹の映画ファンド

先週リリースされていた映画ファンド。ラーメンファンド、アイドルファンドと最近コンテンツのファンドが続いている中、ついに映画ファンドも登場。
日本で初めての個人向け公募「映画ファンド」
映画というコンテンツ自体は、資金調達から、実際に映画公開して資金回収といった一連の流れが非常に証券化するのに適していると思っていたので、映画ファンドの登場は非常に楽しみではあるのだが。

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スウィングガールズ サイドストーリー

スウィングガールズ公開ということもあって、特集番組を9月11日の2時30分~2時50分にやっていたからなんとなく見ていたけど、これがなかなか面白い。

特に、スウィングガールズサイドストーリーという出演者によるショートショートストーリーあたりがなかなかの秀逸。監督の矢口史靖氏は、映画自体ももちろん面白いんだけど、その中の小ネタのユーモアセンスがヤバイ。ウォーターボーイズにしても、そうだったし。他の作品でもそう。

スウィングガールズも、そのあたりの小ネタに期待して見に行ってみるのも良いな。

周囲に振り回されっぱなしの蒸気少年の物語 スチームボーイ(STEAMBOY)

早くもあまり芳しくない評判が立っているスチームボーイ(STEAMBOY)ですが、とりあえず見てみました。まずは主要キャラクターに対しての感想。

  1. 革新的で科学の発展のためには技術を戦争の道具にすることも厭わない、事故の後ちょっと気がふれてしまった父親エディ。
  2. 保守的で科学は人々の平和のために使うべきだと頑なに主張し、徹底的に自分の息子の邪魔をする頑固な祖父ロイド。
  3. 上の二人のライバルで、最初は良い顔しつつ、結局は技術を戦争の道具にしようとする腹黒い技術者ロバート。
  4. ロバートの右腕の技術者で、最初は良い顔をしつつ、結局エディとロイドの発明したスチームボーイをネコババしようとする、技術者の片隅にもおけない腹黒い技術者デイビッド。
  5. 財団会長の孫娘で、最初から最後まで自己中なお嬢様スカーレット。
  6. そして、その5人に翻弄され、振り回されっぱなしの可哀想な主人公レイ。

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マーロン・ブランド死去

マーロン・ブランド死去か。
大きな存在感を持ったいい俳優だったな。大好きなジャック・レモンもちょっと前に亡くなってしまったし。
ダスティン・ホフマン、アル・パチーノ、ロバート・デニーロといった好きな俳優も、だいぶいい年になっているんだよな。まあいつまでも生きてがんばって欲しいものだ・・・

映画プロデューサーとしての鈴木敏夫

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「サイゾー」6月号
に掲載されていたサイゾー×鈴木敏夫の対談が非常に面白かった。
「アニメ業界の首領・ジブリ鈴木敏夫に聞く「『ハウル』にキムタクの声って?」

サイゾー側は、キムタクの採用は単なる宣伝効果では?という仮説の元、激しく追及。
それに対して、鈴木敏夫は宣伝効果の狙いは全く無しと真っ向から否定。

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THE PASSION OF THE CHRIST (パッション) ~ひたすら続く拷問・処刑

パッション オフィシャルサイト : HERALD ONLINE
The Passion of The Christ - A Mel Gibson Film - Official Movie Website

世界中でさまざまな問題・賛否両論を起こしているだけに、気になっていたのだが。
キリスト教徒や、ユダヤ人というわけじゃないので、宗教的視点・心情や聖書からの視点での感想は全くないのだが、中盤~の拷問シーン、後半の磔シーンはとにかく凄まじい。
「ブレイブハート」でのウォレス処刑シーンも凄かったが、これはさらにすごい。
というか、キリストというテーマが無ければ、単なる拷問・処刑映画。
中盤以降はひたすら拷問拷問そして磔・・・。
ひたすら鞭を打たれ、全身血まみれ傷だらけになりながら、十字架を背負いゴルゴダの丘へ歩いていく姿はただただ痛々しい。

脚本はすべてラテン語、アラム語で書かれ、英語字幕にするといった大きなこだわりで作り上げているだけに、拷問・処刑シーンのこだわりも一層といったところか。
メル・ギブソンもこういった悲惨映画というか処刑モノ好きだなあと思いつつ、決して楽しめる映画では無いが、多分良い映画なんだろうと思う。
特に、神の子イエス・キリストという神がかった人間性の表現というよりも、一人の人間として、激しい拷問に絶え続け、それでも他人のために祈って磔になっていく姿の凄まじさを表現しているあたりが、良い意味で強いインパクトをもっていたな。それがメル・ギブソンの狙いなら成功だが。

恋愛モノの映画ではなく、こういった映画こそ、カップルで見に行って、痛々しいシーンが延々と続く中、二人手を握り合って見るのがいいなと思ってしまう自分はダメだろうか・・・・・

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CASSHERN(キャシャーン) ~ 映像、そして唐沢最強

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前評判からはかなり叩かれてきた作品だったが、実際見たところ、個人的な感想としてはかなり良かった。
今後は、宇多田ヒカルの夫ではなく、紀里谷監督と呼んでいいと思う。
公開されて、実際見た人からの評判も結構いい感じだが、いろいろとアンチが発生している作品でもある。

とにかく紀里谷監督の映像センスはさすが。世界観・雰囲気など、素晴らしい。
CG背景の解像度が低かったりして、完全に合成できてない部分とかあったり、人物シーンとかで無理やり切り貼りしたようなシーンがあったりはしたが、1年程度という期間と、それほど多くない予算で、でここまで出来たならかなり合格点。現状でも、よく作ったなという感じ。今度やるときは、もっと金と時間をかけてこだわればもっといい映像が期待できそう。

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【PV集】 DIRECTORS LABEL


DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック (初回限定生産)

DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック (初回限定生産)
価格: ¥14,175 (税込)

内容紹介
映像表現の最先端を疾走し、全世界から熱狂的な支持を集める監督であるスパイク・ジョーンズ、ミシェル・ゴンドリー、クリス・カニンガム。この3人のBEST SELECTION DVD3本をひとつにまとめた特別限定商品。

少し前に出た「ミシェル・ゴンドリー」「クリス・カニンガム」「スパイク・ジョーンズ」の3人のPV集。
さすが世の中から天才と言わしめられているだけあって、どのPVも秀逸。こういったモノが好きな人間なら、かなり値は張るものの、買ってみても損はない・・・・でも、やはり高い。
初回限定生産のトリプルパックはすでに、売ってないものの、それぞれDirectorごとにも出ているのでかなりお勧め。

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APPLESEED(アップルシード)

appleseed.jpg

とりあえず、良い悪いはともかくとして、見てみないといかんなということで、見たわけだが・・・・
キャラクターと、その動きが違和感があり、まだまだ発展途上といったところか。
ストーリーと演出と脚本は、安っぽすぎて、感情移入は出来ないし、感動場面と思われるところも全然感動できず。ここはかなり大きいなぁ・・・
映像表現に関しても、確かにきれいでよく出来てるなという感じではあるけど、「イノセンス」のように見入ってしまうほどの圧倒感はなかったし。(まあ、イノセンスは、冒頭や中盤などポイントポイントで若干唐突に入れてる感じではあったけど、それはそれで演出として悪くはなかった)

とはいえ、未来の、しかも戦争ものの映像としては、今までに無くきれいな映像で、太陽の光がちゃんと差していて、緑もちゃんとあるといったような明るい映像は、よくある薄暗くうまくごまかしている未来の映像と違って良かった。

と、個人的には結構微妙だったんだが、2chなど様々なところで、今のところ評判いいみたいで、それはそれでちょっとショックだな。個人的には、ストーリー、CG、インパクトどれひとつとっても、微妙という感じで、まだ、圧倒的な世界観のインパクトがあった「イノセンス」のほうが、記憶に残ってるんだよな。
アップルシード -APPLESEED- 2粒目 [2ch映画作品・人]
映画「アップルシード」-APPLESEED- 02 [2chアニメ]

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そういえば、TV CMも始まった『CASSHERN(キャシャーン)』だけど、Trailerを見る限り、思ったよりも良さそうで、これまた意外。

ハウルの動く城とキムタク声優

【アニメ】キムタクこと木村拓哉さんが声優初挑戦…宮崎アニメ「ハウルの動く城」[04/13] [2ch芸スポ速報+]
【映画】キムタクこと木村拓哉、宮崎アニメ「ハウルの動く城」で声優初挑戦 ★2 [2ch芸スポ速報+]
【映画】キムタクこと木村拓哉、宮崎アニメ「ハウルの動く城」で声優初挑戦★3 [2ch芸スポ速報+]
【映画】キムタクこと木村拓哉、宮崎アニメ「ハウルの動く城」で声優初挑戦★4 [2ch芸スポ速報+]

プロデューサーの鈴木敏夫が仕掛けたんだろうけど、『イノセンス』のタイトルの名づけといい、主題歌『Follow Me』の選択といい、どうも彼にはセンスのかけらもないな。空気が読めない感じ。
まあ、プロデューサーとしてビジネス第一に考えるならば、ある意味正しくはあるが・・・・
露骨過ぎて、センスが無いのは痛いな。せめて、世間の空気を読む力があったらなぁ。


2004年11月23日追記:
実際にハウルを見てみたら、そこまで悪くは無かった。。。
ハウルの動く城 - キムタクの声が想像以上に良かった

『イノセンス』スレからマターリな内容

イノセンス-INNOCENCE-18体目 [映画作品・人板]

内容・ストーリーについての細かな議論は、個人的にはどうでもいいので、
面白かった小ネタ抜粋。

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イノセンスとその表現の凄まじさ

「イノセンス」を見ました。
オープニングから、その世界観と表現の凄まじさに圧倒。
オープニングクレジットの映像は、前回の「攻殻機動隊」でサイボーグが出来ていく工程と、ほぼ同様で、
今回は人形ロボットが出来ていく工程なんだが、
ここだけ見ても、CGを上手く使った表現の仕方は、かなり進化していて圧倒される。

これからも、「アップルシード」「スチームボーイ」といったアニメ映画が公開されていくが、
押井守の「イノセンス」ほど、CGの使い方の上手さ、圧倒的な世界観の表現で見せる映画はないんだろうな。
いかにも外国人に受けそうなアジアンテイストを作品に含めている感じは、
若干、嫌らしさも感じつつも、興行性が必要なことも考えると当然か。
ただ、その部分も押井守の世界観が圧倒的過ぎて、それが自然な感じさえ受けるのはさすが。

「イノセンス」はアカデミー賞の可能性を含め、十分成功する作品だと思うのに対して、
「アップルシード」も、CGでの人の表現がどれほどのものか、まだなんともいえないが、
興行的に採算が取れるかどうかは、ギリギリな感じではないだろうか。
「スチームボーイ」に関しては、ラピュタを彷彿とさせるような空想冒険活劇を、今更作られてもなあと。
大友克洋氏に、期待されているのはこういう作品ではない感じがするが・・・。興行的には、失敗な予感。

ちなみに、
上映前のCMで、宮崎駿の「ハウルの動く城」が流れたが、この世界観の表現もかなりヤバイ。
今までは、ただ「城が動く、魔法使いの世界」といった認識とかしかなかったが、
実際の映像では、
戦争で火の海となった世界の上空を、魔物らしい生き物や鳥人間の少女が飛び交う。
といった場面が流れていて、かなり圧倒された。
「ハウルと動く城」もかなりキテいて、かなり期待大。

加えて、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーがこの作品でもプロデューサーとして関わっている。
彼が、『イノセンス』というタイトルと、テーマ曲を選択したらしいんだが、
本人たちはかなり合ってるというが、個人的にはかなり違和感を感じていた。
鈴木敏夫は、「イノセンス=無垢」というイメージをこの作品から感じ、そのイメージの切なさから、
切ない感じのテーマ曲を選択したらしいのだが、
個人的には、もっと斬新で、スピード感、躍動感といった強いイメージがあるものにして欲しかった。
俺が選ぶなら、そんな感じにしたな。
加えて、
プロモーションの映像も、違和感を感じるんだよな・・・
もうちょっと「アップルシード」くらいに躍動感あるようなプロモーション映像を作っても良かったんじゃないかなと。
落ち着いた映像になってしまっているため、
「イノセンス」の持つ世界観の強さといったものが、あまりに伝わらなくなってしまっていて、非常にもったいない。

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「ナマタマゴ」と「とっかえ娘。」

時間があるので、モーニング娘。主演の映画「ナマタマゴ」「とっかえ娘。」でも見てみると。

まあ、どちらも娘ヲタでもないと、最後まで見続けるのはつらそうだなと。
どちらも決して悪いわけではないんだけど、娘。の力なのか、演出なのか、テンポ悪すぎ。

「ナマタマゴ」は、決して元のストーリーは悪くはなくて、
卓球している4人と、外界の4つのストーリーがつながっていくあたりは、面白いんだけど、
テンポが悪くて最初から見るのが疲れる。後半はテンポが急に良くなって見やすくなるんだけど、
ヲタじゃないと見続けるの無理と。
2時間のスペシャルドラマを、ちょいと質を落とした感じか。
ちゃんと作れば、いいドラマなんだけど、つんくタウンでそこまで作りこんでもしょうがなかったしな。

「とっかえ娘。」は、モー娘。のPV調全開で、この雰囲気は個人的には(・∀・)イイ!
監督が、モー娘。のPV撮ってる河谷英夫だから当然だが。
でも、やっぱり最初からテンポが微妙。後半になるにつれて、慣れなのかテンポも良くなってはいくが。
まあ、
「オー!マイキー」みたいにパパがマネキンだったり、
映画内で使われる曲が全部モー娘。の曲で、意外とこれがうまく合っていたり、
2丁拳銃のコントが面白くて楽しめたし、
保田圭の小演技が良かったり、個人的には面白かったなと。
あとは、
マネキンパパ(声:ブラザー・トム)と石川梨華のやり取りの
「おーぱい!」「黙んなさい」「おーぱい!」「うるさい!」「おーぱい!」(以下略
も萌えるな。
まあ、モー娘。PV調で、2時間ドラマを作ってしまうあたりは、個人的には(・∀・)イイ!
加えて、モー娘。以外のキャストが秀逸だったのも良かったな。
そういや、協力:経済産業省だったんだよな。どうでもいいが。

Bayside ShakeDown 2

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  • まあ、海外で公開するのはいいけど、
    なんというか、少なくとも日本の実写映画で歴代1位という宣伝で公開はしないでほしいなと。
    恥ずかしすぎだろ。
    確かに面白いけど、本当に(・∀・)イイ!っていうのと違うし。
    まあ、でもアメリカで歴代何位かの馬鹿映画も日本で公開されたよな。
    ID4とかID4とか・・・・・・・・。似たようなもんか。
    今はだいぶ順位下がったみたいだけど。

    まあ、いまのうちに、アメリカで大コケバンザーイ!!★ヽ(´ー`)ノクルヽ(   )ノクルヽ(´ー`)ノ★バンザーイ!!
    もうひとつおまけに、カワイクバンザーイ!!★ヽ('-'*)ノクルヽ(  )ノクルヽ(*'-')ノ★バンザーイ!!

    座頭市

    座頭市
    好きな北野武作品ということもあり、カイチェン( ・ω・)ノ―――@エイギョウ: 座頭市(見た後)ということもあり見てみました。

    見終わった大きな感想としては、良くできた2時間スペシャルの時代劇かな。
    (水戸黄門とか暴れん坊将軍とかのレギュラー時代劇のスペシャルというわけではなくて・・・)
    特に目新しいわけでもなく、王道の時代劇。
    ここまで大きく評判になる映画ではないし、興行的にも成功する映画ではないんじゃないかなというのが一番の感想。

    それでも、やはりヴェネチア映画祭で銀獅子賞を取れたのは、時代劇という日本文化の面白さと、北野武監督ということが大きいな。とはいえ、黒澤監督の「乱」とか「影武者」いった映画ほどの面白さ、衝撃もないわけで、どうしてあれだけ受けたのかはやはり不思議。

    北野武って、大きな起伏があるストーリーよりも、淡々と流れていくストーリーを作るのがうまいと感じていて、そういう北野武の淡々と流れていくストーリーの中での悲しさや面白さの表現がいい。あとは、やはり、ストーリーを作って組み立てるのは苦手な感じで、ひとつの場面を作るのはうまいなとつくづく感じた。

    今回のエンターテインメントに徹したという座頭市では、例えば笑いを撮る場面では、笑いを撮るぞ!ってすごく力が入ってしまっていたような感じで、それはそれで面白いんだけど、どこかうまくはまっていなくて、これまで以上に、そういう部分にちょっと違和感を感じてしまった。
    エンターテインメント性を重視したものの、苦手なストーリーの起伏作りがやっぱり苦手なままで終わってしまった感じだった。
    そういう意味では、うまく自然の流れの中で笑いとか悲しみを作り出している踊る大走査線なんかは、エンターテインメントとしてはうまくストーリーを作ってるなと感じずにはいられない。

    とはいえ、やはりタップダンスとか殺陣とかその他いろいろ、ひとつの場面だけ見るとやはり良くできているので、まあ、それだけでいいんじゃないのかと。

    まあ、なんだかんだいっても、銀獅子賞とって、すでに日本での興行もかなりいいところまでいっていて、それはそれで、マーケティングの勝ちヽ(´ー`)ノ